【錦市場の芒種/6月のレシピ】
雨の予報が多くなる季節、二十四節気では「芒種(ぼうしゅ)」の時期を迎えます。
芒という字は使い慣れない漢字ですが、米や麦の稲穂の部分を表し、芒種とは、それらのイネ科の植物の種まきに適した季節という意味です。
そのことから、物事をスタートするのにとても縁起の良い時期といわれています。
この時期は、ナス科のみずみずしいお野菜が八百屋さんに並び始めます。
【黒豆素麺の冷やし担々麺~じゃこ万願寺のっけ~】
今月のレシピは「黒豆茶庵 北尾」さんのつるるんとした喉ごしの黒豆素麺と「京野菜 四寅」さんのじゃこ万願寺をトッピングして京都風の担々麺に仕上げます!
材料 1人分
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肉みそ
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おろしニンニク市販のチューブ
2cm
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おろし生姜市販のチューブ
2cm
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白ねぎみじん切り
5cm分
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豚ひき肉
100g
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A 甜麺醤
大さじ1.5
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A 砂糖
大さじ1
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スープ
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砂糖
小さじ1
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醤油
小さじ1
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酢
小さじ2
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麺つゆ
大さじ3
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練りごま
30g
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水
50cc
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豆乳
150cc
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豆板醤
お好みで小さじ1/2
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黒豆素麵
1/2束(60g)
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トッピング
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四寅さんのじゃこ万願寺セット
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白髪ねぎ
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糸唐辛子
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ラー油
作り方
- ① (肉みそを作る)フライパンにごま油を大さじ1程度入れ、おろしニンニク、おろし生姜、白ねぎのみじん切りを入れて火にかける。香りが立ってきたらひき肉を炒め、Aの調味料を加えて水分がなくなるまで炒めておく。
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② (じゃこ万願寺を作る)万願寺唐辛子(4本程度)はヘタを切り取り、2㎝幅程度に斜め切りする。フライパンにごま油適量を温め、万願寺唐辛子をしんなりするまで炒め、おじゃこ(大さじ3程度)を加え。砂糖(大さじ1)と醤油(大さじ1/2)で味付けする。全体に味がなじんだら、火からおろしておく。
- ③ (スープを作る)ボウルにホイッパーで混ぜながら材料の順番に加え、冷やしておく。
- ④ 黒豆素麺をたっぷりのお湯で3分茹で、冷水で洗い、氷水で冷やす。
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⑤ うつわに水気を切った黒豆素麵を盛り付け、スープを注ぐ。白髪ねぎ、糸唐辛子、じゃこ万願寺とにくみそはたっぷりとトッピングして、お好みでラー油をたらす。
肉みそとスープ、麺をよくからめてお召し上がり下さい!
通常は茹でたチンゲン菜をトッピングするところにじゃこ万願寺をトッピングしてみました。今回のレシピは少し手間がかかりますが新発見の美味しさです!
具材とスープを作っておけば食べたい時に黒豆素麵を茹でるだけで本格的な冷やし担々麵が出来上がります。
これからの暑い季節にピッタリの錦市場食材ならではの担々麵をぜひぜひお試しくださいませ!
[レシピ・文/料理家 三島葉子]