【錦市場の立秋/8月のレシピ】
8月初めの二十四節気は「立秋」。まだまだ暑いのにもう秋だなんて!
まだまだ蒸し暑い日差しが降り注ぎますが、京都の古い街並みを歩くと五山の送り火の準備が進む様子が見受けられたり、夕方、鴨川沿いを歩けば風に揺れる柳の葉に、夏から秋へと向かう空気感をわずかに感じます。
とはいえ、まだまだ夏。おいしい旬の食材で夏を楽しみましょう!
【ゴーヤレモンのポテトツナサラダとオープンサンド】
今月は「桝俉(ますご)」さんの夏らしいお漬物「ゴーヤレモン」を使ったレシピをご紹介します。
ゴーヤの苦味が苦手な方もいらっしゃいますが、桝俉さんの「ゴーヤレモン」は、ワタの部分を丁寧に除き独自の製法で苦みを抑えてあるので、レモンの香りと酸味が爽やかなサラダのようなお漬物です。きゅうりの代わりに加えて簡単でおいしいポテトサラダを作りましょう!
材料 2~4人分
-
ジャガイモ
中サイズ1個
-
ツナ缶
1缶約70g
-
ゆでたまご
1個
-
にんじんせん切り
約20g
-
紫玉ねぎスライス
約1/8個
-
ゴーヤレモン
40g程度
-
A)マヨネーズ
大さじ1.5
-
A)練りからし
お好みで
-
A)白こしょう
適量
-
バゲットスライス
4枚
-
バター
少々
-
マスタード
少々
-
ミニトマト
3個
作り方
-
① ツナ缶は水気を切っておく。にんじんと紫玉ねぎをスライスしておく。
- ② ジャガイモはよく洗って半分にカットしそれぞれを濡らしたキッチンペーパーで包み、 更にラップに包んで500Wのレンジで5分程度柔らかくなるまで加熱する。やけどしないように取り出し、ラップ、ペーパーをはがしてボウルに入れてフォークを使って押しつぶす。すると皮もはがれてくるので取り除く。
- ③ フォークでお好み大きさにジャガイモをマッシュして、ゆでたまごも同じようにフォークでつぶす。
- ④ ①と「ゴーヤレモン」を加えてさっくりと混ぜ、Aの調味用を加えて粘りが出ないように全体を混ぜてお皿に盛り付ける。
-
⑤ バゲットのスライスバターとマスタードを塗り、ミニトマトと一緒の乗せて彩りあるオープンサンドに。また食パンにはさんでサンドイッチにするのもおすすめです!
もちろん、白いごはんのお供に旨みがあっておいしい「ゴーヤレモン」ですが、シャキシャキの食感がポテトサラダにもピッタリです。お味もついているので、ポテトサラダに塩を加えなくてもおいしく仕上がります!
きゅうりの塩もみって意外に面倒ですが「ゴーヤレモン」で簡単おいしいポテトサラダ、作ってみてください!
ビールのお供に、夏のレジャーのお弁当に、ぜひお試しくださいね。
[レシピ・文/料理家 三島葉子]